ウルトラファインバブル(ナノバブル)は効果なし?口コミやデメリットからわかる実態!

「ウルトラファインバブルは効果なし?」
「実際の口コミやメリットデメリットを知ったうえでウルトラファインバブルの導入を検討したい!」

ウルトラファインバブルは、美容だけでなく、健康にも効果が期待されています。
さまざまな効果が期待されていることから、「効果は本当なの?」と疑問に思う方も多いでしょう。

本記事では、ウルトラファインバブルに期待されている効果をご紹介します。
また、実際の利用者の声も掲載しているため、その効果が本当なのかを確かめていただくことが可能です。

さらに、ご家庭にウルトラファインバブルを導入する手段を比較しながら解説しているため、あなたに最適な導入方法を見つけていただくことができます。

最後まで読めば、ウルトラファインバブルの効果や特徴がわかり、ご家庭に最適な導入方法まで知ることが可能です。

ウルトラファインバブル(ナノバブル)は効果なしではない!ウルトラファインバブルの6つの効果!

ウルトラファインバブルは通常の水道水と比較してシャワーを心地よい肌触りにするヒーリング効果で有名です。しかし実際には、効果がまだまだあります。代表的な6つの効果をご紹介します。

洗浄効果

ウルトラファインバブルは微細な泡です。そのため毛穴の奥にまでしっかりと浸透し、汚れをスッキリ落としてくれます。通常のシャワーでは取れない細かな肌の汚れを洗い流せるため、肌の黒ずみや毛穴汚れが気になる方から選ばれています。

洗浄(=クレンジング)効果としては、次の4つの特性を持ちます。

  • 電気作用
  • 衝撃圧力作用
  • 界面活性作用
  • 持続効果

ウルトラファインバブルは性質としてマイナス電荷を帯びています。一方、皮脂汚れをはじめとする汚れはプラスの電荷を帯びている特徴があります。

電気的作用が働くことで、ウルトラファインバブルに汚れが吸着し、すみずみまで綺麗に洗い流すことが可能です。

また、汚れに付着したウルトラファインバブルは、時間が経つと破裂して汚れを剥がし取る衝撃圧力作用も持ちます。

さらに、浸透性が増すことで汚れを浮かせる界面活性作用、長期間水中に留まる持続性など、さまざまな洗浄効果が期待できるのです。

保温・保湿効果

微細な泡が毛穴の奥深くまで浸透することから、保温・保湿効果にも期待できます。

ウルトラファインバブルは肉眼では確認できないほどの微粒子で構成されています。その微粒子が毛穴の奥にまで入り込み、肌に良い刺激を与えて体を芯からポカポカと温めてくれます。

特に冬場は湯冷めしやすいので、ウルトラファインバブルの保温効果は冷え性の方に喜ばれています。

また、保温効果だけでなく、肌の水分量を高める保湿効果も見込めます。ウルトラファインバブルはマイナス電荷を帯びているので、プラス電荷を帯びた粒子に付着する性質があります。

皮膚はプラス電荷の粒子をまとっているため、お風呂から上がってからも肌が潤った状態を維持できるのです。

このように、ウルトラファインバブルの微細な泡の作用で体は芯から温まり、十分に保湿された肌をキープできます。

腸内環境を整える効果

ウルトラファインバブルの導入により、結果として腸内環境が整う効果もあります。

腸内環境は全身の健康やメンタルと大きく関連していることが、最近の研究で知られています。

ウルトラファインバブルの保温効果から体が温まることにより、睡眠の質を改善することが可能です。

睡眠の質が改善されることにより、心身ともに健康になり、結果として腸内環境も整います。

食物の鮮度を保つ効果

ウルトラファインバブルは、食物の鮮度を保つ効果にも期待ができます。

その理由は、微細な泡が食物の隙間に浸透し、汚れを落とすことができるためです。

たとえば野菜や果物は、汚れや細菌が付着している場所から痛み始めます。

ウルトラファインバブルで洗浄すれば、汚れや細菌をきれいに洗浄できるため、新鮮に保つことが可能です。

さらに、ウルトラファインバブルには、気体の種類に窒素、酸素、オゾン、水素などがあります。

オゾン水を気体に含んだウルトラファインバブルの場合、野菜に馴染ませるとオゾン効果により、野菜の体細胞を壊さず、鮮度を保ちながら洗うことができます。

植物や作物の成長促進効果

ウルトラファインバブルの技術は農業にも活用されています。そして、作物の成長促進に効果があることも証明されています。

ウルトラファインバブルで農作物に水やりを行ったところ、通常の水やりの農作物と比較して20%以上収穫が向上したのです。

まだ仮説の段階ではありますが、ウルトラファインバブルが豊作に影響するメカニズムとしては、ウルトラファインバブル内に含まれた酸素が、ウルトラファインバブルの細かさ故に根の奥まで浸透されることが、成長促進の要因となっているようです。

他にも二酸化炭素などをウルトラファインバブルの気体に取り込むことで、効果的な光合成が行われ、更なる豊作効果が期待されています。

炎症を抑制する効果

ウルトラファインバブルは医療現場でも活用が進みつつあります。

具体的な利用のされ方としては、「酸素をウルトラファインバブルを介して体内に運搬することで、効率的な酸素吸収を促す」というものです。

また、ウルトラファインバブルは動脈硬化病変形成を抑制する新たな治療方法となる可能性があるという研究結果も出ています。

ウルトラファインバブル(ナノバブル)とは?【種類・特徴・仕組みを解説】

ウルトラファインバブルのどのような特徴や仕組みにより、効果が発現するのかを解説いたします。

ウルトラファインバブル(ナノバブル)の特徴

ウルトラファインバブルとは、直径がナノレベル(10億分の1)のサイズの気泡のことで、国立研究開発法人産業技術総合研究所と民間企業によって開発された最先端の技術です。

水中でウルトラファインバブルを発生させることで、超微細な泡が通常では入り込めない部分にも入りこみます。また、マイナス電荷を帯びていることで、プラス電荷を帯びている汚れにバブルが吸着しやすいことから、汚れを隅々まで洗浄してくれます。

通常の気泡は水中に留まらずに水面に上昇して破裂してしまいます。

しかし、ウルトラファインバブルは内圧が低いため、水中に長時間滞留してゆっくりと上昇します。

たとえば浴槽にウルトラファインバブルを張った場合で考えると、長時間高い洗浄効果を見込めるわけです。

さらに、ウルトラファインバブルは気泡周辺に水中のイオン類を濃縮させる特性があります。そのため、バブルが水中に漏れにくくなることで気泡が消滅することも抑制しています。

ウルトラファインバブル(ナノバブル)とマイクロバブルの違い【気泡の大きさは3種類】

ウルトラファインバブルとマイクロバブルの違いは、ずばり気泡の大きさです。

さらに、気泡の大きさは、ミリバブル、マイクロバブル、ウルトラファインバブルの3つに分類されます。

以下の表でそれぞれの特徴を解説します。

大きさ特徴
ミリバブル直径100μm以上の泡・水中での上昇速度が速く水面で破裂してしまう
マイクロバブル直径1μm以上100μm未満の泡・ファインバブルとも言われる ・水中で収縮しマイクロナノバブルとなり消滅しやすい
ウルトラファインバブル直径数10nm〜1μmの泡・水中で消滅しにくく、長時間水中に滞在できる

ウルトラファインバブル(ナノバブル)の気体の種類

ウルトラファインバブルは中に気体を含んでいます。

さまざまな気体をウルトラファインバブル化することが可能です。

一般生活だけではなく工業や化学など、使用される場所ごとにそれぞれ最適な気体を含んだウルトラバブルが活用されています。

ここでは、ウルトラファインバブルの気体としてよく利用されている3つを紹介いたします。

  1. 酸素
    家庭用でウルトラファインバブルを利用する場合通常、含んでいる気体は酸素です。
    上述した美容や質の高いシャワーにも酸素は欠かせませんが、農業などにも良い効果があります。
  2. オゾン
    オゾンを含んだウルトラファインバブルで野菜を洗浄すると、野菜の細胞膜を守りつつ殺菌効果が得られることが知られています。
  3. 窒素
    オゾンを含んだウルトラファインバブルは医療現場でも活用されています。魚の酸化を防ぐために、水産物の運搬・管理に、窒素をコーティングした特殊なウルトラファインバブルが利用されています。
    水産物はものによっては1日で鮮度が悪くなってしまいますが、窒素ウルトラファインバブルに水産物を漬けておくことで、窒素が水産物全体に浸透し、5~7日ほど鮮度を維持できるとされています。

ナノバブル(ウルトラファインバブル)発生器の種類【発生の原理がわかる】

ウルトラファインバブルを発生させる原理は様々です。

家庭用から工業製品まで、様々な場面で利用されるウルトラファインバブル発生器とメカニズムを紹介いたします。

高速旋回液流式

ガスによって水分を高速回転させることで、大量の泡を発生させる方法です。

しかし、このプロセスだけだと、ウルトラファインバブルとより大きいマイクロバブルが両方混在してしまいます。そのため、マイクロバブルが水上に上昇する性質を活用してマイクロファインバブルだけを抽出するような仕組みで発生させています。

加圧溶解式

バブルの圧力と急減圧のメカニズムを利用して、泡を発生させる方式です。

高速旋回液流式のように、マイクロファインバブルとマイクロバブルが混じり合いますが、同様の仕組みで分離します。

界面活性剤添加微細孔式

界面活性剤とガスを利用した方法です。

水分を構成している分子は、気液界面張力と呼ばれる互いに引きつけ合う特性を持っています。

そのままでは微細な泡を発生させることが不可能なので、水分に界面活性剤を混ぜ込みます。その後ガス圧を加えて、マイクロファインバブルしか通過できない膜をくぐらせることで回収するというメカニズムです。

超音波キャビテーション式

超音波キャビテーション式では、液体中の溶存ガスに超音波によるキャビテーションとよばれる泡発生現象を人為的に起こし、ナノバブルを生成しています。

ウルトラファインバブル(ナノバブル)は効果なし?口コミから利用者の本音を調査!

ここからは、本記事で紹介したウルトラファインバブルの効果が本当なのかを確かめていただくために、実際の利用者の声を掲載します。

導入を検討している場合は、ぜひご参考になさってください。

ウルトラファインバブル(ナノバブル)の良い口コミ

調査した利用者の良い口コミをまとめると次の通りです。

  • 実際に汚れが落ちる
  • 汚れが落ちることから髪質や肌質が変化する
  • お風呂で利用すると湯冷めしにくい

実際に期待されている効果を感じている口コミが圧倒的に多い印象です。

ウルトラファインバブル(ナノバブル)の悪い口コミ

ウルトラファインバブルの悪い口コミをまとめると次の通りです。

  • 怪しい
  • シャワーヘッドの場合水圧が弱い
  • 保湿力について効果を感じず乾燥する

高い製品でありエビデンスが確証されていないことから「怪しい」と感じる人が多い結果となりました。効果がないと感じる人がいる理由については、次の章で詳しく解説しているためご参考になさってください。

ウルトラファインバブル(ナノバブル)のデメリット【効果なしと感じる人がいる理由】

費用が高い

ウルトラファインバブルは比較的安価とされているシャワーヘッド型でも1万円弱です。高性能な製品だと5万円を超えるものも存在しています。

気軽に試せる価格ではなく利用者がまだまだ少ないことから、「怪しい」と感じる人が多いこともわかります。

また、ウルトラファインバブルがシャワーなどの生活用品としての利用が広がったのはわずか数年前です。具体的な効果と性能の理解が広まっていれば、高額であることも納得できるのですが、理解が一般化しておらず、価格が高く感じてしまう方がいるのも事実です。

エビデンスがない

上述のようにウルトラファインバブルの生活用品としての利用は最近のことです。

そのため、研究や実験が追いついていないこともあり、消費者のエビデンスに対する不信感に繋がっています。

また、研究が進んでも専門用語を使った難解な解説がほとんどのため、一般にまで理解を落とした説明が少ない点もエビデンス不足と誤解を招く原因と言えます。

水温・水圧が変わりやすい発生装置もある

ウルトラファインバブルの利用者からよく聞く問題点に「水圧が弱い」というものがあります。

水圧が弱い問題は、シャワーヘッド交換型ウルトラファインバブル発生装置を使用した時に起こる問題です。

シャワーヘッド型は水道から上昇してきた水をシャワーヘッドでせき止め、ウルトラファインバブルに変換しています。そのため水圧が弱まる傾向があります。

また、水圧と水温には相関関係があり、水圧の弱さが水温の冷たさにも繋がります。

水温・水圧問題が気になる方は、シャワーヘッド交換式ウルトラファインバブルとは別の発生装置を採用している製品を選びましょう。

汚れを落としすぎ乾燥を感じる場合もある

上述の通り、ウルトラファインバブルは洗浄能力の高さも特徴の一つです。

そのため、洗浄力が強いシャンプーなどと併用すると、頭皮に必要な油分まで落とすことに繋がり、乾燥を感じることもあります。

ウルトラファインバブル(ナノバブル)のメリット【口コミも踏まえてわかった総まとめ】

デメリットを記述してきましたが、一方でメリットにはどのようなことが挙げられるのでしょうか。

今回は代表的なメリットを紹介します。

洗浄・美容・健康など期待通りの効果を得られる

口コミからもわかる通り、実際に洗浄・美容・健康に関する効果を得られている声が多いです。

そのため、本記事で紹介した期待通りの効果を得られることも大きなメリットです。効果を家庭で毎日体験できることは、健康的な生活の礎となり、生活全体の質の向上に直結するでしょう。

ウルトラファインバブル(ナノバブル)を家庭に取り入れる方法:4つの発生装置の特徴を比較

ウルトラファインバブルを家庭で使用する際、選択肢になる4つの発生装置をご紹介します。

下記の表にて簡単にまとめているため、どの手段を用いるべきか比較検討時にご活用ください。

種類費用感取り付けできない可能性使えるシーン
水道管内蔵式「UFBDUAL™」30万円〜なし日常生活全般
シャワーヘッド5万円製品によって対応していないシャワーヘッドがあるシャワー時
洗濯機用アダプター18万円製品によって対応していない洗濯機がある洗濯時
蛇口用アダプター10万円製品によって対応していない蛇口がある水道 等

家庭用ナノバブル発生装置①:水道管内蔵式「UFBDUAL™」

家全体でウルトラファインバブルの利用をお考えであれば「UFBDUAL™」が最適です。

他の発生方式だと蛇口やシャワーなど、水の出入り口ごとに装置を設置しなくてはなりません。

しかし、「UFBDUAL™」は水道の元栓に設置することで家全体をウルトラファインバブル化させることができます。

設置は水道メーターの直後に装着するだけのシンプルな施工のため、工事は約1〜3時間程度で完了します。

さらに、「UFBDUAL™」は外気を取り入れずに、純粋な水道水に溶け込んでいる空気のみを抽出してウルトラファインバブルを生成するため、衛生的にも優れています。

一方で「UFBDUAL™」は1つ30万円以上という価格帯です。

そのため、一人暮らしで1ルームの場合はヘッド交換式の方が割安の場合がある点は抑えておきましょう。

ちなみに、前述した水圧・水温の問題に関しては、「UFBDUAL™」ならば問題ありません。

家庭用ナノバブル発生装置②:シャワーヘッド

ウルトラファインバブルを家庭での利用を考えたとき、真っ先に候補にあがるのがシャワーヘッド型かもしれません。

実際に宣伝や広告で目にするウルトラファインバブルの多くがシャワーヘッド方式です。

メリットは手軽さと価格の安さといえます。

安いものだと5,000円以下のものもあり、高価格帯だと5万円を超えるものもあります。

しかし、一つの装置でひとつのシャワーヘッドしか対応できないのが難点です。

さらに水圧が低くなったと感じる人も多い傾向にあります。

家庭用ナノバブル発生装置③:洗濯機用アダプター

洗濯機の水道の元栓に装着し、洗濯機の水質をウルトラファインバブルにすることで、より清潔な洗濯を行うためのアダプターです。

最近は洗濯機の機能として、本体にウルトラファインバブルの装置が既に搭載された製品も登場しています。

洗濯時にだけウルトラファインバブルを用いたいと考えている場合に検討したい導入方法です。

洗濯物がきれいになりやすいというメリットはありますが、ウルトラファインバブルの持つ美肌効果や健康効果などを実感できない点はデメリットです。

さらに洗濯機内臓型の場合には、10〜20万円ほど購入費用がかかります。そのため洗濯で使用したい場合には、水道管内蔵型の「UFBDUAL™」を検討した方が良いでしょう。

家庭用ナノバブル④:蛇口用アダプター

シャワーヘッド型ナノバブル発生装置の蛇口版です。食べ物の新鮮さを保ちたいと考えているケースに最適な方法です。

商品の価格は、10万円程度となり、安さがメリットです。

しかし、1箇所でしか活用できないことや、水圧が弱くなったと感じる点はデメリットでしょう。

ウルトラファインバブル(ナノバブル)の導入を検討するときによくある質問

ウルトラファインバブル導入時のよくある質問を紹介します。

ナノバブル(ウルトラファインバブル)は飲用ですか?

家庭で使用されるウルトラファインバブルに含まれるのは酸素のため、安全性だけではなく、健康向上効果も与えてくれます。

そのため、飲用しても全く問題ありません。

ウルトラファインバブルとナノバブルの違いは?

ウルトラファインバブルとナノバブルは呼称が異なるだけで、指している現象、物質は全く同じものです。

ウルトラファインバブルは一度装置を買えば何年持つ?

家庭で導入できるウルトラファインバブル発生装置の耐久年数は次の通りです。

水道管内蔵式「UFBDUAL™」  :耐久性10年

シャワーヘッド :5年保証       

洗濯機用アダプター:1年保証

蛇口用アダプター:1年保証      

まとめ

シャワーなど家庭の利用で人気を集めつつあるウルトラファインバブルですが、健康に効果が期待できると言われています。

また、美容室や歯科クリニック、医療現場など幅広いシーンで活用されているのも魅力の一つです。

ウルトラファインバブルの効果を家中のすべての場所で実感したいという方は、水道の元栓に設置するだけの水道管内蔵式「UFBDUAL™」がおすすめです!

節約も健康も両立できるウルトラファインバブルをぜひ利用してみてください。